2011年7月19日火曜日

Unfoldを活用したUV展開

Uvunfold_00

 
MayaはUVの自動展開機能が優秀なので、活用すると複雑な形状の
モデルのUVも短時間で綺麗に展開できる。


1.サンプルモデル。1スキンの髪の毛モデルで、比較的複雑な形状。
 
Uvunfold_01


2.展開しやすいようシンプルな形状にモデルを分割する。

Uvunfold_02


3.分割したモデルを選択、[CreateUVs][Planer Mapping]で適当なUVを作成。
 これは一度全てのUVボーダーのカットをキャンセルする為。

Uvunfold_03


4.平面に展開しにくい形状はエッジを選択し、[Edit UVs][Cut UV Edges]
 UVに切れ込みを入れる。

Uvunfold_04


5.自動展開の基準になるUVを1点選択する【重要】

Uvunfold_05


6.[Edit UVs][Unfold UVs ■]を選択。
 ・[Pin UVs]にチェック、
 ・[Pin selected UVs]を選択
 [Apply]で、UVが展開される。

Uvunfold_06a Uvunfold_06b


7.同様の手順を全ての分割したモデルに行った後で、モデルをマージ。
 配置の調整などを行って完成。

Uvunfold_07



実際のポリゴンの形状と展開したUVの形状が違い過ぎる結果になった際は、
オプション項目の
[Weight solver towards:]
[Optiomize to original:]
で調整を行う。
調整はどちらの値も0.5から始めると良い結果が出やすいと思う。