Maya 2011がリリースされて半月ぐらい?ぼちぼち触ってみた感触などまとめ。
Twitterでいろんな方がつぶやいてた内容も参考にしてます。
・Maya自体は起動が重く、操作は軽くなったような気がする
・Qtに変わったUIはそれほど以前と操作感が変わっておらず安心して使える
(2010までのチュートリアル資料をほとんどそのまま使用することが出来た)
・黒UI白文字の概観は、起動のショートカットにフラグを加える事で白UI黒文字にできる
例) C:\Program Files\Autodesk\Maya2011\bin\maya.exe” -style plastique
これに加え、ビューポートのグラデーションをOFFにすると、そこそこ以前と同じ雰囲気になる。
・ MELによるUI構築は、Qt Designerでも旧来の方法でも可能。QtUIを使用する場合は、
保存した.uiファイルを毎回参照するので、MELと一緒に管理しておく必要がある
・ViewPort2.0はリッチな描画で処理速度も速いが、選択状態やFluidなど
表示されないものも多い印象。なにかの操作で表示されるようになるのか?
あと、グラフィックカードの種類によって機能自体使用できないという報告も何件か見た。
・新しく使えるようになったベジェ・スプラインカーブは、やっぱり使いやすい。
ただ、3Dでベジェのハンドル操作というのは以外にイメージし難く、慣れが必要な印象。
・RenderSettingのMentalRay設定がタブによる複数ページ型に変更。
各アトリビュートは探し直しになるが、一度見つけるとこちらの方がよくまとまっている印象。
・MentalRayのIPRがRenderRegion(レンダリング範囲)を指定しないと動かない。
2010以前からこんな仕様だったか、今回からの仕様変更かが思い出せない。
・FuildのAutoResize機能、ON/OFFでFuildの挙動が全然違うという報告あり。
面倒だけど、まぁシミュレーションだし当然といえば当然のような気もする。
・nParticle、Fuildは若干安定度が増しているような。気のせいかもしれない。
現状ここまで。
今後HumanIKとnParticleの新機能を触ってみたいが、時間が取れるかどうか。
ちょっと前からMaya2011の30日体験版がダウンロード可能になっているので
プライベートで触る事もできるが、
日本語マニュアルの配布が5月末から
だそうなので、それ以降に試したほうがいろいろわかるかも。
体験版ダウンロードは以下から。
http://www.autodesk.co.jp/maya-trial