2009年1月14日水曜日

モデルに落ちた影のみをレンダーする方法

使い方としては、地面の影だけ残して他を抜きにしたり。
後にコンポジット作業がある場合には重要。

1.影の落ちているのモデルに[Use Background]マテリアルをアサインする
2.そのマテリアルのアトリビュートを開き、[Reflectivity]と[Reflection Limit]の値をゼロにする



Bgc_001
【通常のマテリアルを用いた床】



Bgc_002
【Use Backgroundを使用した床(白は背景色)】



Bgc_003
【Use Backgroundを使用した床(αチャンネル)】



αチャンネルも影を残し透過するので後の合成も簡単に行える。
実際は背景色を黒にして使用する。
FG、GIなどを使ったレンダリングでは柔らかい影が広範囲に描画されるため、
綺麗に透過されない事も多い。



IBLのイメージをレンダーしないようにする

Ibl_002



イメージベースドライティングの、効果のみ使って背景にはレンダリングしないようにする方法。
背景はBGカラーになるが、写り込みなどにはIBLのイメージが反映される。



Ibl_003



1.IBLのライト(名前は「mentalrayIbl1」とか)のアトリビュートウィンドウを開く
2.[Render Stats]欄を開き、[Primary Visibility]のチェックを外す



ヘルプを表示する際に、IEの情報バーが出ないようにする

MayaからHelpを起動すると、毎回InternetExplorerの情報バーに

「セキュリティ保護のために、このコンピュータにアクセスする可能性の
   あるスクリプトやActiveXコントロールを実行しないよう、InternetExplorerで制御されています。
   オプションを表示するには、ここをクリックしてください・・・」

と表示されて「許可」するまで開く事が出来ないが、これを常に許可する方法。

1.IEを起動。 [ツール]→[インターネットオプション]ウィンドウを開く。
2.[詳細設定] タブに切り替え、[設定]の、
   「マイコンピュータのファイルでのアクティブコンテンツの実行を許可する」
   にチェックを入れて、[OK]でウインドウを閉じる。
3.IEを閉じる

以降、MayaHelpを含むローカルファイルをIEで実行する際に情報バーが表示されなくなる。